セピア世界の花 秋らしい暖かい黄昏前の最後の日差しが 部屋に届くと、あっという間に世界は セピア色。 遅れて届いた荷物に納められていた、 小さなペンダントは、1853年イギリス バーミンガム製の刻印のある、9金製の スズラン、もしくはブ…続きを読む
ハートペースト 昔のハートチャームは、程良いふっくら感が魅力。 ハートや月、星、リボン等、定型シェイプがある ものは、簡単な様に見えて、実は難しいもの。 小さなペーストがパヴェセットされたこれも、 ふくよかなシェイプが魅力的。 台風は…続きを読む
蔦 まだまだ緑の色だけれど、気付くと秋色に 変化し始めている蔦の葉。 花言葉が『永遠の愛』『結婚』なのは、 いつの間にか広がり、繁殖する所から、 繁栄と永遠の象徴の様に、思われるから でしょうか。 装身具には良く用いられるモ…続きを読む
伯爵夫人の百合 いつの世も、セレブが纏う衣装や装身具が注目されて 流行の起源となるよう。 100年前、ベル・エポックのパリを社交界の名花として 生きたマリー・アナトール・ルイーズ・エリザベス・ グレフュール伯爵夫人。 18歳という齢で結…続きを読む
つる草ペースト シルバーペーストのイヤリングはエドワーディアン。 端の完璧なミル打ちが華やかさをアップ。 小さい所は極限まで小さく、ドロップのリースの 部分はグラデーションにスカラップと、ここまで やる!?な気遣いモード。 つる草の様に…続きを読む
輝く夏 気付いたら7月も今日で終わり。 世界で何が起ころうと、変異するウィルス 感染がどれだけ広がろうと、月日は淡々と 過ぎていくもの。 感染拡大の報と、開催中のオリンピックの 報と、それぞれが違う星の出来事の様に 思えますが、…続きを読む
夏庭のブローチ とうとう梅雨も明けたかのお天気。 暑いのが苦手な店長は、1本の街路樹の木陰 ですらオアシスに。 それも無ければ、フラワーモチーフのアン ティーク達を傍らに置いて、眺めて涼を とります。 夏の花々を連想させる、花モチーフの…続きを読む
パールとペースト ~お知らせ~ 11、12日は定休です。 パールとペーストのクラスターイヤリングはイギリスから。 パールはフェイクでは無く、日本の養殖真珠と思われます。 もうこの時代(1920年頃)には養殖真珠がメイン。 海外で見る日本の…続きを読む
遥かな大英帝国 遥か遠いイギリスは、時差の関係で日本の 就寝前辺りに連絡を取るのがベスト。 かの地のディーラー友人と、最初は文字で やり取りしていましたが、段々面倒になり とうとう音声通話。 アプリを使えば完全無料で通話が可能って 凄い…続きを読む
雨を閉じ込めて 夜中、雨の音で目が覚めました。 想定超える被害級の大雨は困りますが、猛暑が 苦手な店長には心地良い雨音に癒されています。 雨の中に咲く紫陽花の大輪も、そろそろ終盤。 雨を閉じ込めたような、瑞々しいサファイアの 輝きと共に…続きを読む