秋の草原にて

田舎のディーラーさんに会いに行った帰り、あまりに
快晴ゆえ、喧騒のロンドンにすぐに帰る気も起きず
そのままお散歩に。

そこらじゅうが『パブリックフットパス』と呼ばれる
快適カントリーサイドお散歩路に溢れるイギリス。

紅葉には早すぎるし、秋の花って何かな?と考えつつ
つらつら歩いていたら、秋咲シクラメンの原種の
一つが一面に咲き乱れる林を発見。

ピンクの小さな花は、暑さに弱い花なのか、日陰の
密集する木々の中、低く地に這う様に咲いていて、
日本の品種改良された、立派なシクラメンとは全く
違う様相で、まるで春に咲く可憐なスミレの花の様
でした。

順調に季節がめぐりつつある、秋のイギリス。

店長も実りの秋の収穫の如く、アンティークの品を
抱えて、ホクホク顔にてロンドンに。