月と太陽のリンゴ

イギリス、19世紀末から20世紀にかけて活躍した
詩人ウィリアム・バトラー・イェイツの詠んだ
『さまよえるアンガスの歌』という詩があり
その最後のフレーズに登場するのが

And pluck till time and times are done
(そして時が終わるまで摘み取ろう)
The silver apples of the moon
(月の銀のリンゴを)
The golden apples of the sun
(太陽の黄金の林檎)

なかなかロマンチックな響きを持つポエムです。

多くの伝説、寓話の中に登場する果物『リンゴ』。

アダムとイブが食べたのもリンゴ。
白雪姫が食べたのもリンゴ。

これが梨やバナナ、メロンだったら、一寸絵に
ならないかも…。

そんな伝説フルーツの象徴とも言えるリンゴの
ブローチはアメリカからの、アンサインですが
おそらくCINER社のモノ。

実の部分にラインストーンがパヴェでビッシリ。

ジュエルに例えるなら、金銀よりも高価な、
ダイヤリンゴ⁉…を狙って作ったかどうかは
解りませんが、美しい煌めきが、秋の装いの
手助けになったら嬉しいです。

来週更新です。