◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ コスチュームジュエリーの材料について ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
デザインが主なのでその素材についての決まりはありませんが、多くは貴石の替わりに色ガラスが、金やプラチナの替わりにシルバーや真鍮、ホワイトメタルという合金が使われることが多く、20世紀には新しい素材としてベークライト、プラスチック等の樹脂やチタンなども使われています。
●ボヘミアン・グラス

珪砂、酸化カルシウム、酸化カリウムでつくられるガラスで、硬くカットに適し透明感があります。コスチュームジュエリーの材料の製造場所として、多くはチェコスロバキアのヤブロネッツという所で大量に作られ、第2次世界大戦あたりまで世界中に輸出されました。
●ヴェネチアン・グラス

イタリア、ヴェネチア生まれのガラスの総称のことです。ソーダ石灰を使い吹きガラスで作る色鮮やかで繊細な模様入りのものが多くく、装飾性の高いことがあげられます。現在ではアクセサリーの材料として製造を続ける職人は僅かで、ヴィンテージのものは益々人気が高くなっているアイテムのひとつです。
●サフィレットグラス

サフィレットグラスとは、19世紀中頃チェコスロバキアのヤブロネッツで作られ始めた、茶色又はピンクがかった紫の色に見る角度でブルーのフラッシュが入る面白いガラスです。その製法ははっきりとは解っていませんが、コバルトに金を入れたり、砒素を入れたりすると言われております。コスチュームジュエリーの材料や宝石箱、手鏡等小物の飾りにも用いられ、カットされた光沢のある物からつや消し加工された物までバラエティに富んだデザインが多く、ヨーロッパやアメリカでも大変人気の高いコレクターズアイテムとなっています。アメリカではサフリーングラスという名で呼ばれることもあるようです。
●ラインストーン

昔ドイツのライン川で取れた水晶からその語源は有るようですが、カットしたガラスの裏に鏡面加工をしたアクセサリー様に作られた模造宝石の事です。色も形も大きさも様々ですが、その殆どはオーストリアにあるスワロフスキー社のものが美しく世界的シェアを占めています。
●フィリグリー

極細の金属線で使いレースのような編み模様を表現した装飾品で、コスチュームジュエリーの世界ではチェコスロバキア製のメタルで作られたものが有名です。糸のように細い金属を抜き型などで複雑に組み合わせて立体に表現し、それに様々な色のボヘミアン・グラスをはめ込んだ物は世界中で人気を呼びました。
●アメリカン・サインド・
   コスチュームジュエリー


20世紀初頭のヨーロッパ製コスチュームジュエリーと違い、アメリカで作られた製作者・製作会社名が打刻されているアクセサリーのことで、1930年頃からアメリカの各地で大量生産を目的として作られましたが、そのデザイン性と装飾性は見事で製作者が解るだけにコレクターズアイテムになりやすいのも特徴です。ビッグカンパニーとしては、コロー、トリファリ、ミリアム・ハスケル、ヴァンドーム社などが有名で人気も高いです。
●ロストワックス

ロウで作ったアクセサリーの原型を木の枝のように大量に繋げ、そこに溶かしたホワイトメタルという合金を流して一挙に多くの製品を作る技法のことです。分業化して大量に製造出来るのが最大のメリットで多くのアメリカンコスチュームジュエリーがこの技法で作られています。
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